大将は、奈良時代末に置かれた軍の総司令官である征夷大将軍が始まりで、鎌倉時代以降には、朝廷から任命された政権のトップを意味するようになり、将軍とも呼ばれていました。近代以降の軍隊においては、大元帥、元帥に次ぐ将官の中でも、上級大将の下に位置し、最初の大将は西郷隆盛です。
大将飾りは、端午の節句に我が子の成長を祝い、無事な成長を願い、厄を背負ってもらうお守りとして飾ります。大将飾りが端午の節句に飾られるようになったのは、江戸時代の元禄の頃。鎧兜などと共に飾られるようになりましたが、最近では、鎧兜だけでは味気ないというような方が、両側に弓太刀を添えて飾るようになりました。長男は鎧兜だったから、次男、三男の端午飾りは大将飾りで華やかに...という方も多いようですね。確かに、男の子3人兄弟のご家庭の場合、鎧兜3セットは仰々しいかもしれません。3人それぞれ異なった端午飾りで賑やかなお祝いも楽しいものです。大将飾りは、お顔もかわいらしく作られているので、鎧兜のようにお子様が怖がったりというようなことはありません。最近は特にマンション住まいを意識した比較的コンパクトな大将飾りも多く出回っており、飾り場所や収納スペースで困るようなことはありません。3人兄弟となるとなおさらコンパクトなものが助かりますね。
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